ツールを使った「見守り」事例
私自身、いろいろな見守りツールを駆使して実家の親の「見守り」をしています。
その実体験の事例を簡単にいくつかご紹介します。
見守りカメラ
見守りカメラのモーションセンサーが反応して、お気に入りの帽子を被りバックに食べ物を入れ外出しようとしていたのを確認。通話機能を使い徘徊を阻止することができた。
ソファーから床に滑り落ちてしまい、起き上がろうともがいているのを見守りカメラのモーションセンサーが感知してapple watchに通知。慌てて実家に駆けつけたことが何度もあります。
通知に気づかず、一晩中床から起き上がれなかったこともあり、無事な姿を確認できると安心できます。
複数の見守りカメラを設置しているのですが、どこにも見当たらずに慌ててカメラの検出記録を確認すると、玄関を出てしまっていて戻ってきた形跡がありませんでした。
警察に連絡して高齢者の徘徊などの通報がなかったか確認すると、実家に見に行ってくれました。そして冬場の寒空の下、庭で起き上がれなくなった母を見つけてくれて救急搬送。低体温症で危険な状態ではあ離ましたが数日入院後に無事に帰宅。
見守り通話
認知症が進むにつれ電話を無視するようになったのだが、受信動作をしなくても遠隔地からプッシュ通話ができるので、心配な時に連絡ができ、離れていても毎日ちゃんとデイサービスに出かけるように促す事もできるようになりました。
見守りリモコン
夏場、冬場に関わらず、「電気代がもったいない」と言ってエアコンを切ってしまいます。夏場の熱中症も冬場の低体温症も怖いので、リモートで実家の部屋の温度管理をしています。
見守りコンセント
無駄に電源が入っていると「電気代がもったいない」と言ってすぐにプラグを抜いてしまう。そうなるとせっかく設置した見守りツールが動作しなくなってしまうので、気づきそうなツールは使用していない時間帯は電源を切るようにしています。